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ある記事を読んで、バスに対する偏見の多さに泣いた。


マナー守ってる人のほうが少ないもんなぁ・・・


あとは情報操作で生まれた偏見を少しでも取り除けたらいいと思います。

1,外来魚か在来魚か
海外ではこちらのコイやフナと同じ感覚でバスやトラウトが川に生息しています。
故に、その魚がいることに違和感を感じないし、問題もないわけです。
ちなみに鯰(アメリカナマズ)、金魚、雷魚、虹鱒なんかも外来魚です。
ヘラブナももともとは琵琶湖の固有種で、自然界にはいない魚です。


2,ゴルフと似たような感覚での釣り
日本では釣り=遊び。それ以上でもそれ以下でもありません。
しかし向こうではゴルフプロに似た感覚でバスプロが存在するため、根本的な認知度が違います。
誤解を恐れずに言えば、「お金持ちの趣味」って感じです。


3,魚に対する考え
そもそも、戦中の食糧用に養殖されていた虹鱒が、寒冷地でしか養殖などの条件が限られる事からもっと食用に適した代わり、「どこでも繁殖させることができ、数年で十分な大きさに育ち、釣って楽しくなおかつ美味なもの」として日本に持ってこられました。
もって来た人は赤星鉄馬氏。
ちなみにバスは3年で30センチくらいまで育ち、それから1~3cm/年程度のペースで成長します。
食卓に並ぶ魚は30cmもあれば十分な大きさですね。

最初に移植池として選ばれたのは芦ノ湖。
流入河川が少なく、他地域へ出ることが考えにくい湖なので選ばれたようです。


その後、繁殖実験などは成功したそうですが、日本は戦争に敗れアメリカの占領下に置かれました。
金も時間ものかかる養殖実験などをやっている時間などもなく、そのうちに食糧問題はなくなります。

芦ノ湖にいたブラックバスは一部の釣り好きや占領時の米兵が各地へ移植した、との説が有力です。
ちなみに、バスが問題になってブルーギルが問題にならなかったのには、

「ブルーギルを日本に持ち込んだのが皇族である」と言う理由があります。
その辺りから報道のいい加減さを感じ取っていただければ嬉しいです。


結局は、人のわがままで持ってこられた命に食べられる命とその命を殺す人間。
そういう構図です。



4,キャッチ&リリースの概念の違い
ルアーフィッシングの概念上の代名詞、キャッチ&リリース。
コレは向こうではそこまで徹底されているわけではありません。むしろ食べる人も多くみえます。
それに、日本では漁業権が必要な池・湖など数える程度ですが、海外では釣りをする=漁業権が必要と言った認識が定着しています。

漁業権で得た収入で池や湖の資源を守り、環境を整備するわけですね。
そもそもの意識が違うのです。


そもそも、キャッチ&リリースは
「生態系の頂点付近に存在する魚(バスやトラウト・パイクなど)の水産資源を保持するために逃がす」
と言う考えが基です。

生態系のピラミッドは捕食する側の数が絶対的に少なくなるのが常。
肉食魚であるバスや鱒は本来数が少なく、釣りの対象として楽しむには希少なのです。

ですが、餌が豊富にある状態(つまり移植されたりして十数年)は繁殖が活発に行えるため爆発的に繁殖し、結果本来の生態系バランスが崩れ、少ないはずの肉食魚が増えます。
元来、日本には魚肉食・雑食性の魚が少ない(鯰や鯉や箆鮒・鱒くらいしかいない)ためその傾向がより顕著であったと考えられます。


日本でブームになった時がそのタイミングの前後だったのです。

日本=資源は一杯ある状況
海外=資源は少ない状況

バックグラウンドが違うのに、形だけ真似をした結果、キャッチ&リリースに対するイメージが大きく異なるようになります。

時は流れ、生態系バランスも改善されてきているのが現在。
日本でもバスは昔からすると驚くほど少なくなりました。

ですが、それが自然の摂理です。


5,マスコミ
コレは何にしても言える事ですが「マスコミが報道することが100%本当ではない」と言うことです。
酷い時期には「バスが蓮の葉を荒らして水質を悪くする」と言ったようなものまで報道されていたことがありました。

バスの歯は紙やすりのような状態で、噛み砕くのではなくすり潰す、吸い込むように丸呑みして捕食します。

そんな魚にワイヤーのような蓮の茎や根を荒らすことなんて到底出来るはずがありません。
蓮の茎を見たことがない人は「コチラ」


ですが、

「(魚はたくさんいるのに)水産資源保護のためにキャッチ&リリース」する矛盾に疑問を感じ、
それを「命を大事にするカッコいい事」だと勘違いするような報道がなされ、
ブームで生まれたにわか釣り師や低モラルな人々のゴミ問題、マナー問題から生まれた地元へ軋轢があれば。


そうした根も葉もないような「外来魚問題」でも真実として大衆は受け取ります。

そして「小魚が減っている」事の理由が水質汚染・護岸整備による産卵床の現象・異常気象による環境の変化が主だった理由だと言うことが明らかになっていても、


「外来魚に食害などにより・・・」


と報道するのです。主だった原因が「など」の2文字に隠されるのです。
そして自分に責任の無い罪までかぶせられた「ブラックバス」と言うイメージが誕生します。



・まとめ

実情として、琵琶湖など固有種が多く存在する場所では駆除を含めた環境保護を行う必要があります。
ですが駆除だけでは絶対にダメです。

駆除をしつつ、その他の生物が繁殖しやすい環境を整えなければ意味がありません。
水質を良くし、産卵床を整えなければ意味がありません。



キャッチ&リリースは「自分たちが楽しむために、水産資源を守るために行う」のであって、「命を守る」ためではありません。
そもそも、命を守りたければ遊びの釣りをしなければいい話です。

それでも釣りをするのなら、環境に配慮した道具(生分解ワーム・環境ホルモンを出さない素材)を出来るだけ使用し、ゴミを捨てない・持ち込まないのは当然。むしろ拾って帰るべきです。
そうすることで、命を懸けてくれた魚達へせめてもの償いをすべきです。



尾ひれを傷だらけにしてベッドを作り、骨と皮だけになるくらい痩せてまで子育てをする。
ベッドの周囲をパトロールし、全力で他の魚を追い払って子を守る。(捕食はしない)
15年「害魚」と接してきて、彼らが精一杯生きている命だと僕は感じています。



害獣と言われるカラスや野良犬でも、道端でそれを殺していい気持ちになる人はただの異常者です。

一方的に「害魚」という認識を持つのではなく、まずはふつうの魚と同じに考え、その上で「害魚」と呼ばれる魚達の命の重さを考えていただれば。
一方的な「加害者」ではなく「被害者であり意図しない加害者でもある生き物」だと改めていただければ。



この記事を書くために使った1時間半にも多少の価値が出てくると思います。
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コメント
この記事へのコメント
とりあえず「外来魚」の筆頭で、最悪のワルモノ・・・
のイメージで最初に出てくるのがバスですよね。
たしかにバスは生きる為に他の魚食ってますけど、
バスのせいの他に在来種が減った原因はいくらでもありますよね。

もっとも(俺も含めて)釣り人のマナーの悪さ(バスアングラーだけじゃないけど)も
「バスをワルモノにする」行動に拍車を掛けてます。
放置されたライン、ルアー、釣具屋のポリ袋・・・・
目に付くと拾って歩いたもんですが・・・

最後に「ゴーマンかましてよかですか?」
「小池百合子の馬鹿ヤロー!」
2010/03/01(月) 19:02 | URL | ぴーすけ #.hvfyEOw[ 編集]
小池さんは余計なことしかしなかった、と言った印象ですね。

こっそり記事にしてたのに拍手が2個もついてて驚きましたw

アングラーと言うか、人としてのモラルが希薄になってきていますよね・・・
ポイ捨てとかしないのが当たり前なのに、悲しいです。
2010/03/04(木) 16:00 | URL | しま #-[ 編集]
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